プリン体と聞くと身体に悪いと思う人が

多いと思います。

ですが、生物の細胞に含まれる

遺伝子の構成成分で、

生命活動に必要となります。

普段食事でプリン体を摂取していますが、

食事だけでなく、体内でも生成されています。

役割は細胞の代謝や増殖を助ける

役割を担っています。

食事から摂取したプリン体は

食物の核酸です。

核酸は腸管で分解されるときに

プリン体となり吸収されます。

血液によって体内へ運ばれ細胞の代謝や

増殖に利用されますが、ほとんどは

肝臓で分解され尿酸へ変わります。

最終的には汗や便となって排出されます。

尿酸が排泄する量には限界があります。

生産される量、排泄される量ともに

700mg程度です。

このバランスが崩れてしまうと

体内に尿酸が溜まった状態になります。

体外へ排出されずに溜まった尿酸は

血液に溶けます。

血液の中で尿酸が増えすぎた状態が

続くと結晶化し、体のあちこちに付着し、

病気を引き起こします。

よく聞く痛風が代表的です。

尿酸値を下げる食品は野菜やきのこ類、豆類を

摂るのがおすすめです。

カロリーや砂糖を抑えたり、水をこまめに飲むのも

効果的なので、試してみてください。