タンパク質を摂るときはカルシウムも摂りましょう！

トレーニング時には普段よりタンパク質を意識して摂る。

筋肉作りにおいてこれは鉄則！

ただこの時に忘れがちなのが骨の強化です。

骨の材料となるのがカルシウム。

カルシウムは体内に最も多く存在しているミネラルです。

体内のカルシウムを100％とすると

このうち９９％は骨の中に貯蔵されています。

残りの１％はイオンとしてカラダのあらゆる部分に一定の濃度で存在しています。

１％のカルシウムの働きはとても重要で

細胞の中と外の濃度の違いによって細胞同士の情報を伝達する

役目を果たしています。

筋肉の収縮もカルシウムの濃度変化によってコントロールされています。

この重要な働きを維持するため

カラダには次のようなシステムが備わっています。

カルシウム不足で、体内の濃度が下がると

カラダは骨に貯蔵されているカルシウムを溶かして血液中に放出させます。

骨から溶け出したカルシウムは再び骨の中に戻ることは出来ません。

すると当たり前ですが骨密度が減ってしまいます。

つまりは骨がスカスカな状態になってしまうのです。

トレーニングは筋肉だけではなく骨にも物理的負荷をかけるので

骨密度が下がればケガのリスクがおのずと高まってしまいます。

カルシウムはさまざまな栄養素の中でも日本人に不足しがちなミネラルの１つ。

ヨーグルトなどの乳製品や丸ごと食べられる小魚

大豆や青い葉物野菜、海藻類などに豊富なので

タンパク質とともにこれらの食品も組み合わせて行きましょう！