タンパク質だけでOKなのか？？？

トレーニングしているのでプロテインだけを摂っていればOK！

実はそれは間違っています。

タンパク質だけ摂っていても、筋肉を思い通りに作ることは出来ません。

野菜や果物もしっかりと摂っていただきたいです。

筋肉の発達にはふたつの方向性があります。

ひとつは筋肉の細胞が増えていく筋増殖。

もうひとつは筋肉の最小単位である筋繊維１本１本が太くなる筋肥大。

一般的なトレーニングによって発達していくのは筋繊維が１本ずつ太くなる

筋肥大。

筋繊維が太くなってくると

隣り合う筋繊維や筋を包んでいる筋膜との設置面積が減ることになります。

イメージとしては

楊枝ぐらいの細いものを束ねた時にはほぼ密着した状態になりますが

太い丸太を束ねたときはあちこちでスペースができるのと同じ原理です。

その結果何が起こるかというと

いわゆる『肉ばなれ』が生じやすくなります。

こうした『肉ばなれ』を防いでくれるのが

野菜や果物に含まれるビタミンCです。

ビタミンCには保水力があるので

筋肉の粘度が高まりはがれにくくなります。

また、筋肉と骨の付着面、腱や靱帯などを構成するコラーゲンの合成も促します。

筋肉が太くなればなるほど、野菜や果物を食べることが重要になってきます。

ビタミンCは野菜ならピーマン、芽キャベツ、ゴーヤ、レッドキャベツ

果物ならレモンやキウイに豊富に含まれています。

また

キノコやサヤエンドウ、ブロッコリーなどの色の濃い野菜に

豊富なビタミンB群も筋トレには不可欠です。

ビタミンB群はエネルギーの代謝を促したり

筋肉の合成にかかわってきます。

サプリメントで補給するのもありですが

ぜひ普段の食事で野菜や果物を積極的に摂る習慣をつけていきましょう！