乳酸は筋肉疲労の原因ではない
トレーニング
乳酸は筋肉疲労の原因ではない
過去、乳酸は疲労物質のように
考えられ何十年もの間に渡って
誤解されてきました。
筋肉を動かすときに、
体は酸素を燃やしてエネルギーを
作り出し、それを使っています。
ただあまり激しい運動の場合、
体に対する酸素の供給が
追いつかなくなります。
そこで酸素の代役として使われるのが、
グリコーゲンやブドウ糖。
それらがエネルギーに変わる過程で
生まれるのが乳酸です。
その点で酸素欠乏の苦しいときに
乳酸が出てくることから
いかにも乳酸がパフォーマンスを
低下させ、疲労を起こすと考えられてきました。
つい数年前の医学書にも乳酸が筋肉に
溜まると筋肉がうまく収縮できずに
痛みや炎症が起こるとされ、
乳酸は疲労物質だと記載されていたのです。
しかし、実は乳酸が増えるから
体が疲れるということはありません。
むしろ乳酸は、筋肉の細胞炎症を
抑え修復を促す働きがあります。
また最近の研究では、脳においても
疲労回復のエネルギーとして
使われていることが分かっています。
いかがでしたか?
今まで疲労の原因とされてきた
乳酸でしたが筋肉の細胞炎症を
抑え修復を促す役割があったのは
驚きですね!
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