「天気が悪いと関節が痛い…」

なんて思ったこと、ありませんか？

昔から

気圧の変化が体に影響を及ぼすことは

一般的に知られています。

海外の論文で、

“高い湿度、強風、低気圧の3つの条件が

そろう日には、平均的な気候の日と比べて

強い痛みを感じる確率が20％高い”

ということも

明らかになっています。

ではなぜ、

天気が悪いと痛みが増すのでしょうか？

気圧が変化すると、

身体がそれに順応しようとして

血圧が上がったり、心拍数が増えたりします。

この状態は

“交感神経優位”と考えられ、

血管収縮、アドレナリンの放出などが

痛みの反応を高め、痛みが増すと考えられます。

また、

圧力のバランスが偏ることも原因の一つです。

高い山に登ると、

お菓子の袋がパンパンに膨れる

ということを聞いたことはありませんか？

高いところに登った時に、

気圧が下がるため、

袋の中の圧と、外の圧の

バランスが偏るためです。

人の身体でも、

これと同様の反応が起こっています。

これによって

体に腰やひざの痛み、

さまざまな不調が出てくると

考えられているのです。

関節の痛みの対策としては、

天気が悪くなると活性化する交感神経と

逆の働きをする「副交感神経」を

活発にすることです。

お風呂に浸かったり、

ストレッチをしたりして、

リラックスできる時間を作ることが有効です！

６月を気分よく乗り切るために、

試してみてください♪