疲れに最も効く食材は鳥の胸肉

牛や豚に比べ低カロリーで

高たんぱく低脂肪の鶏肉が

疲労回復の効果が高いと聞くと

少し意外な感じがするかもしれません。

そんな印象も、スタミナ食＝脂質の多いもの

という誤解からきているのかもしれません。

長距離を飛び続けることで知られる渡り鳥は

何万kmもの距離を飛ぶことができます。

渡り鳥たちは、いったいなぜ疲れずに

長時間飛び続けることができるのか

その抗疲労メカニズムの研究から

分かったことがあります。

それは、渡り鳥の羽の付け根には

「イミダペプチド」という成分が

豊富にあるということです。

この成分こそが最強の「抗疲労成分」

であることが最新の研究で明らかに

なっています。

イミダペプチドは鶏肉や牛肉、豚肉にも

含まれていますが、日常的な食材の中では

鶏胸肉にもっとも多く含まれています。

そのほかに、カツオや、マグロの尾ヒレの部分にも

多く見られます。

良く動かす部分、すなわち疲れやすいところに

分布していることが推察できますね。