筋トレした部位周辺の脂肪が減る

筋トレで筋肥大をすると
筋肉から　「マイオカイン」　という
生理活性物質が分泌されるようになります。

マイオカインは特定の物質ではなく
複数の生理活性物質の総称です。
約30種類程度の物質が報告されています。

マイオカインの働きには様々なものがあり
その一つが筋肉を太くする作用です。
自分自身の組織に働きかける
こうしたシステムを自己分泌といいます。

その働きで筋肉がある程度肥大すると
今度はマイオカインが血液中に
運ばれて全身に影響するようになってきます。

例えば脂肪細胞に働きかけて
脂肪の分泌を促したり、肝臓に働きかけて
グリコーゲンの分解を促すというように
筋肉はひたすら糖質を消費して
脂肪は有酸素運動で燃えます。

これまで筋トレと脂肪燃焼は、
別の話と捉えられてきましたが
ここ数年マイオカインの
研究が進むにつれて脂肪と筋肉が
密接になっていることがよくわかりますね。

その証拠に良く動かす
筋肉の周囲には脂肪が少ないです。
筋トレ部位周囲の脂肪が
そぎ落とされるからですね！