手の形
トレーニング
手の形
ヒトとサルの手指
ヒトの手指は「ものを握る動き(把持動作)」や
「つまみ動作」など
細やかな動きが可能だが、
こうした動きにおいて
指のなかでも母指(親指)の機能が重要だと言われています。
たとえば
母指と小指を合わせる動きを
「対立動作」というが
これはヒトに出来て
サルにはできない動作として有名です。
その理由は
サルの親指は他の4本の指と同じ方向に向いているので
向かいあわせることができないが
ヒトの母指は、他の4本の指と約45°斜めに向いているので
相対関係を保つことができます。
コアラに手指
また興味深いのはコアラの指で
母指(親指)と示指(人差し指)
ほぼ同じ方向を向いていて
「母指と示指」の2本の指と
「中指・薬指・小指」の3本の指で両側から
木をつかむ動作をしている。
(一般的にヒトの場合は
親指1本と他の4本でものをつかむ動作を行っています)
1日のうち18時間ほど
木の上で寝ているコアラだからこそ
機能を優先した結果、
このような形になったと思われます。
四足歩行の動物は
「手」というよりも「前脚」などと
表現しますが
コアラに限っていえば
木のぼりに打ってつけの
まさに「手」だといえます。
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