“反張膝”という言葉はご存じでしょうか？

女性に多く、

膝だけでなく全身にさまざまな不具合を

もたらしてしまいます。

反張膝とは、

正常な膝関節の範囲よりも

さらに後ろに伸びてしまう膝のことです。

反張膝は

圧倒的に女性に多い状態で、

関節が柔らかく、

成長過程の子どもの膝関節でも

同じ状態がみられます。

【重心の位置関係による変化】

反張膝になると、重心は

つま先よりもかかと側にのるようになります。

かかと重心になると、

足の指を使わないので楽に立てますが、

癖になり身についてしまうと厄介です。

継続した負荷が

次第に骨の変形や組織の変性を及ぼし、

将来的には

変形性膝関節症になるリスクが高まります。

【筋力の低下】

反張膝による立ち方は

筋力に頼らない立ち方なので

バランスが悪く、

部分的な筋力の低下が起きます。

筋力が低下する⇒反張膝で立つ⇒反張膝を進行させる

という負のループになります。

反張膝になると出てくる症状は、

反り腰や猫背、ポッコリお腹、О脚など

立ち姿の他にも良くないことが多く出てきます。

反張膝になると

バランスをとるため

必然的に反り腰にもなります。

反張膝の方は、

前ももやふくらはぎのストレッチや、

裏ももの筋トレがおすすめです！

反張膝は意識とトレーニングで改善できます。

少しの意識とトレーニングを積み重ねることで

身体はきちんと応えてくれます。

毎日の積み重ねの先には

理想の身体が待っているので頑張りましょう！！