筋肉には遅筋と速筋があります

筋肉はふたつのタイプに分けられます。

（専門的にはもっと多くのタイプに分類されますが、今回は

トレーニングと関係ないので省略させていただきます。）

それは遅筋と速筋です。

遅筋は名前のとおり収縮するスピードが遅くて弱い力しか

出せません。

しかしスタミナには優れているという特徴があります。

速筋は収縮するスピードが速く瞬間的に大きな力を発揮します。

しかしスタミナがなくてすぐにバテやすいという特徴があります。

遅筋と速筋には対照的な性質がありますから

お互いの短所・長所を補って機能をトータルに高めています。

遅筋は赤く見えることから赤筋。

速筋は白っぽっく見えることから白筋とも呼ばれています。

マグロやカツオのような大海原を回遊してい魚は持久力の高い

赤筋が多いため赤身であり

ヒラメやカレイのように海底の底の砂や泥などに潜み小魚を

猛ダッシュで小魚を捕食する魚は瞬発的に優れた白筋が多いので

白身になるのです。

ヒトでは遅筋・速筋の配合は約50％となっていますが

やはり個人差はあります。

遅筋と速筋を比較すると加齢で衰えやすいのは速筋。

そしてトレーニングで鍛えられるのももっぱら速筋です。

加齢とともに減ってしまう速筋を増やして

いつまでの若いカラダをトレーニングでゲットしましょう！！